中学受験といえば

中学受験という言葉、ここ最近では耳慣れた言葉であるけれど、ひと昔前ならば「受験」といえば、まず高校受験や大学受験を思い浮かべるのが一般的だったような気がする。中学受験や小学校の受験、幼稚園の受験といったものは、ちょっと特別な印象であった。その年齢が小さくなればなるほど特別な感じがしたものだ。「お受験」なんて言葉もあって、「お受験する」なんて聞くと、ちょっと別世界のようなそんなかんじがしたものだ。

中学受験をするというと、いまではそう珍しい話でもないようである。私が小学生だった頃を思い出すと(かれこれ二十数年前の話になってしまったが・・・)クラスに進学塾に通っている子が2,3人いた気がする。そのころと言えば、塾に通うということすら少し特別な感じで、塾に通うということは公立ではなく私立に進学する子といったようなイメージがあった。進学塾に通う子たちは、学校での勉強が物足りないような感じで、学校の授業はどうでも良いみたいな感じに見えた。学校で教わることは、全て塾で勉強済みでさらに難しい事も勉強していただろうから、学校の授業なんて物足りなかったに違いない。

中学受験をして私立の中学に進学するというのは、昔であれば勉強熱心な家庭の子か、お金に余裕のある一部の人たちのお話のような感じであった。ごくごく一般的な家庭環境であった私にとってはそういうイメージであった。小学生の頃の私は、公立の小学校に通い、指定された学区の中学校に通うのが普通で当たり前の事だと思っていたので、中学受験をする子たちは凄いなぁと感心はしていたけど、自分も中学受験をするなんてことは考えた事もなかった。それが今では随分と事情も変わっているようである。

中学受験は、最近では珍しくもないようだ。中学受験をするとなると、高校受験は経験せずに中学・高校と進学していくことになる。大学の付属の学校に進学すれば、いろいろなパターンがあるようだけれど、大学進学までエスカレーターというような事もあるようだし、要は早いうちに苦労してあとはのんびりできるという感じなのであろうか。

中学受験について、あまり考える機会もなかったのだが、娘も春から小学生になったので、そういう知識も多少持っていた方が良いのかもしれない。